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「新春文楽公演 第1部」

2016年1月24日(日)

 

今年二度目の観劇はちょうど一年振りの文楽

 

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学生対象のワンコイン文楽というものがあって、それで学校がチケットを取り、更にそのワンコイン分も学科が支援してくれるから実質タダ。しかも通常6000円の席。

こういうのはほんとうに利用しないと損だな。と、すぐお金の話をしてしまうからよくない。

 

私が観たのは第1部。

「新版歌祭文」「関取千両幟」「釣女」の三狂言

 

と、本編の前に、ワンコイン文楽限定のレクチャーを聞くことに。

人形遣いの方が実際に人形を使いながら動かし方などを解説してくれたけど、人形が本当に生きてる人間のように動くから、これ生きてるんじゃないか?と疑うほど。

印象に残った話は、人形劇という文化はけっこうどこの国にもあるけど、人形遣い自身が舞台に人形と並列してあがるという劇は人形浄瑠璃ぐらいしかないそう。マリオネットは糸で上から操っているし、どこかの国では水上劇といって、水面を舞台とし、人形遣いは水中に潜って人形をあやつるという劇もあるらしい。(忍者かと思った)

あとは、人数。人形一体につき三人の人間がその人形を動かしていて、主遣いが頭と右手、左遣いは左手をそれぞれ担当していて、それゆえ人形浄瑠璃は一番細かく繊細な動きのできる人形劇らしい。本物の人間かと錯覚する動きはここから来てるんだな。

 

はい、本編の感想。

 

「新版歌祭文」の感想。

おい久松~!愛を押し通したいのもわかるけど、それが孝に背いてまで手に入れるものなのか…。そしてお父さんがとてもいい人やしなおのことうーん。

好きな場面はお染がやった来た時におみつが必死に追い払おうとしてる場面。ほうきでおいやったり、ドアを閉めたり、久松に見つからないようにしてるのがコミカルで面白かった。

 

「関取千両幟」

これは正直、ご飯のすぐ後でうとうとしながら見ていてあんまり覚えていない…。

ひとつ思ったのが、関取の人形もあるのか~ということ。服を脱いだあと、むっちりしていてわたっぽい!

 

「釣女」

もとは狂言の話だそうで、その世界をまたそこにあるものとして背景を作るのかな、と思っていたら、そのままの狂言の世界として登場させちゃうんですね。びっくりした。

狂言は4回見に行ったからなんとなく馴染みのある舞台の感じがして(背景ももちろんのことセリフの言い回しとか)見やすい印象だった。狂言らしく全体を通して滑稽で、くすくす笑ってしまった。ただ完全に狂言の形形式という訳ではなく、人形ならではで飛んでいったり、跳ねたりして自由な感じがして新鮮だったなー。

 

 

はい、またの機会に観に来ようと思う。